たいまつは自分で持て!

先行きが不透明な現代において、自分らしく生きるため、足元を照らすたいまつは自分で持ち、どんな時でも自分で人生を切り拓いてゆきたいそんな情報を発信します。

自己中心的な考え方とは何か?

吉田松陰の『剣の説』

剣は人を殺すためのものではないし、
自分の身を守るものでもない。
 

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身を守ることしか考えていないから、
刀のつかに手をかけ、
抜く構えをするだけで、
恐ろしさのあまり足がふるえるのだ。
 

そうではなく、
国家を救い、
人民を救う剣でなければならない。
 

このような考えに立てば、
恐ろしさを感じることはない。
 

国家を救えば、
自分の身を守ることにつながる。
 

中国の故事にもあるように、
斬ることによって
世の中が平和になるならば、
それを良しとする。
 

それこそ、
剣の徳というものだ。
 

つまり、

剣の使い道は、
自分を守るため(保身)ではなく、
人々を救うためにある。
 

これが松陰の考え方である。
 
 
 

現代において昔のサムライにとってのは、
スマホではないだろうか?
 

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使い方によっては、
人を殺すと同様に傷つけることもできる。
 

時代が変化して
スマホは、人を幸せにするため
道具としての機能が追加された。
 

昔と違って、
歩いていていきなり剣で斬られて
命を落とすことはなくなった。
 

現代においては、

不安、心配、恐怖

といった感情が
自分の魂にゆさぶりをかける。
 

『剣の説』で吉田松陰が説いていたこと。
それは現代においても色褪せることはない。
 

自己中心的な考え方で自分の身を守ることしか
考えていないから恐怖を感じるのだ。
 

剣を磨きあげ
国家を意識すれば(相手を意識すれば)
自分の身を守ることにつながる。
 
 

では、

自己中心的な考え方とは何か?

・Win-Winを考えていない(意識が弱い)

・自分のことを理解してもらってから
 相手のことを理解する

・相乗効果を発揮していない
 
 

自己チェックすると
わかっているけど、できていない瞬間が
あまりにも多いことに笑えてくる。
 

クオンタムジャンプへの
気づきのひとつは
こんなことなんだな。
  

 

最後までお読み頂きありがとうございます。